夕方、事務所に義母(95歳位)が意識不明になり老人ホームから総合病院に緊急搬送されたと連絡があり、電車が3分後にくるのでそのまま事務所の階段を駆け下り、途中は全力で走り、駅の階段も駆け上がり駆け下りで入線してた電車にかろうじて飛び乗ったがこちらも70代、足はがくがく、一駅間は息も出来ないくらい苦しい思いをしたが到着後30分ほどしてしておぼろげに意識が回復したので安心できた。それからコロナの検査、その後脳波の検査でしばらくは入院となったが走った甲斐があった。

思い出したのは、数日前に読んだ記事で80代の義母の介護で50代のお嫁さんが介護疲れで耐えられないと苦悩を話していたが、当の義母は記者のインタビューにニコニコして「嫁はよく尽くしてくれるので、お礼に一日でも長く生きたい」と言ったらしい。記者は「地獄をみた」と締めくくっていたがお嫁さんの心労はいかばかりかと同情せざるを得ない。義母であるがゆえに実母の数倍の気遣いが必要であっただろう。お嫁さんの心身の健康を祈るばかりである。