2013年から始まった「無期転換ルール」は最近、ほとんど話題に上りません。ただ、有期雇用者の多い製造業、小売業、サービス業では永遠の重要課題でしょうから、初心に戻って「無期転換ルール」とは何かを見てみましょう。

1.同じ雇用先で5年以上雇用契約を結んでいる                             2.5年間で最低1回以上契約を更新している                               3.就業規則で制度を定めている                                    4.本人から申し出が前提

制度のメリットは                                           1.雇止めの対策になる                                        2.雇用環境が安定する                                        3.正社員とほぼ同じ福利厚生を受けられる。

またデメリットは                                           1.雇用期間のみが無期になるだけ                                    2.時給や日給が増えるわけではない。                                  他に会社側にとって大きなデメリットもあります。                             自己申告が建前ですので同じ職場に長く働きたい人は、会社に相談されてはいかがでしょうか。

マイナンバーやストレスチェックや無期転換ルールは当初は掛け声は大きいのですが、いつも尻つぼみになります。こうなると必要、最低限やっていれば良いのかなと思います。