佐賀の地図で目に留まった肥前町の納所の棚田、結構有名で金曜日に出かけた。
棚田は険しい山肌を有効利用した先人の知恵である。入口の近くの老人に場所を尋ねると道も広く、一番下でUターンできるとニコニコして答えてくれた。
ところが道幅は軽トラがかろうじて通れるくらい。引き返そうにも方向転換も出来ない、対向車がきたらすれ違いもできない。老人の言葉を信じて行き止まりでUターンすることした。
直前に軽トラが停まって進めないので移動を頼んだが、非常に不愉快そうで文句を言いながら避けてはくれたがUターン場所は軽でも5,6回は切りかえさなければ反転できない。軽自動車ではなく小型車だったが何とか方向転換が出来たが、危うい経験だった。脱輪したら大事。
棚田は雑草だらけの箇所も何枚かあったが概ねきれいだったので、はば1m少々の脇道に車を突っ込んで2,30分車が来ないことを祈って写真を撮って帰る段になってほんの少し前までは開いてた入口が封鎖されていた。もちろんこじ開けて脱出したが、農道で軽トラでない車があったので嫌がらせのために封鎖したのであろう。非常に不愉快な体験だった。
肥前町では畦道より広ければ広い道、10回以内で切り返して方向転換ができれば広い場所のようだ。

農道を封鎖したのには驚いた。農道は、県道、町道と同じ公道である。