顧問先の問題社員の雇用更新に立ち会ってもらいたいとの依頼があり、同席したが、久しぶりにとんでもない社員だった。東京六大学の法学部での63歳で、昔、オーム真理教に上祐というのがいたが、ああいえばこういう、ああいえば上祐と言われていたがそれに勝るとも劣らない屁理屈屋である。
歳はいくつかと尋ねたら、なんであなたに言わなければならないのかと反逆してきたので、頭に来たけど社長の手前荒立てるわけにいかないので我慢したが、とにかく屁理屈の塊で、すべて自分中心で正当化する初めてのタイプの人間である。
本人は飲食店のホール業務をしていたがお客からのクレームが頻発したため他の店の非接客の厨房に配置換えする契約を提示したが、厨房はパワハラがあるのでしたくないと駄々をこねだした。本人はやめる気は全くない。
社長の心痛には同情する。
最近はこの類の社員は大幅に増殖している。国の政策が労働者に甘々の制度を作り、経営者には厳しく対応した結果がこういう結果になっている。
会社に解雇する権利を大幅に与えるべきである。不良社員を囲っていなければならないのは会社にとっても、他の社員にとってもデメリットでしかない。法律は改訂するべきだ。