今年73歳、そろそろ自分の時間が欲しい年齢になった。
一昨年の検診で、癌細胞が発見されたが、いまだ駄々をこねて手術には至ってない。3カ月に一度検査に行くが、行くたびにしばらく様子を見ましょうと逃げてくる。正直、手術となると面倒くさいし、本当に病人になってしまう。なるようになるさと思っているので、結構気は楽である。
残り少ない人生、そろそろ週休3日にしようと今月からは、金曜日を仕事なしの設定にした。天気の良い金曜日、土曜日はいろいろな所を巡り日曜日に体を休めることにする。
独立したころは、顧問先にも恵まれ、仕事も慣れていなかったので、年間休日3日という盆、正月なしの生活をしていた時期もあった。夏場は明るくなると5時くらいに事務所に行って、夜中に帰ってくる毎日で、良く体を壊さなかったと我ながら感心する。その頃は何の苦もなかった。銀行時代も結構忙しかったが、それ以上に充実していたのかもしれない。
銀行の同期や周囲の同年代の人は週休7日の生活を送っている人が多いが、週休3日位がベストだろうから、死ぬまでこのパターンを貫きたい。
どの年代でも自分なりに、仕事を離れて違う自分を探しに非日常の世界に足を踏み入れるのも良いかもしれないと思う昨今である。