8月に自宅から徒歩2分圏内に事務所を移転したが、確かにメリットは大きかった。家賃は倍以上になったが・・・

職住近接のメリットとデメリットを考えてみると、メリットは①通勤時間が短縮できた。残された時間が少ない自分には通勤にかかる時間が減り、他のことに時間を多く費やせるようになった。②ワークライフバランスが取り入れやすいようだ。通勤時間が短くなることで睡眠時間が増え健康には良い様だ。③生産性が上がる。あまり自覚症状は無いが、疲れが余りないことにより仕事が捗るのは確かである。④交通費が削減できる。距離が短いだけが交通費が削減できる。

とはいえ、良い事ばかりのようだがデメリットもある。近すぎて「メリハリ」がない。車やバスに乗って景色を眺めたり、徒歩でバス停まで歩くことによるストレス発散がなくなった。最近は出社まえに小一時間周囲を散策している。新しい発見が多く新鮮で、ストレスが軽減出来ている。ただ、最大のデメリットは職場が近いがゆえに気になることがあると休みでも、遅くても事務所に出てくることである。遠ければ明日でも良いかと思うが近いとそうもいかない。貧乏性なのだろうか?

ともあれ、サラリーマンの人には金銭的な余裕があれば職住近接を勧めたい。博多駅や天神に職場がある人は少々無理をしてでも職場の近くに居を構えることを考えたがいい。金銭には代えられない大きなメリットがある。田舎でのんびり暮らしたいなら、定年後田舎でのんびり暮らせばいい。若いときのエネルギーを通勤で削ぐのは本当にもったいない。